公益財団法人墨田区文化振興財団は、平成8年3月29日、前身である財団法人墨田区文化振興財団として、すみだトリフォニーホールの開館を機に、墨田区における文化芸術活動の振興と時代を先取りした新たな芸術文化の創造及び発信を行い、区民生活の向上と文化都市の形成に寄与することを目的で設立されました。
以来、公益法人への移行を経て、現在まで引き続き、「すみだトリフォニーホール」及び「すみだ北斎美術館」の指定管理者として管理運営を行っております。
これまでホールを核とする音楽等の鑑賞機会の提供、美術館を核とする展覧会の開催、墨田区域を中心としたアウトリーチ活動、墨田区域における文化芸術活動の推進支援等を通じ、地域社会の発展向上に貢献できるよう努めてまいりました。
こうした中、新型コロナウイルス感染症の流行は、文化施設に大きな影響を与え、公演の中止や内容の変更、また、休館に伴う展覧会の開催期間の変更を強いられました。当財団では、新型コロナウイルス感染症拡大の状況が落ち着きを見せ、5類感染症に移行した令和5年5月以降は、新型コロナウイルス感染症流行前以上に多くの方が公演や展覧会に足を運んでいただけるよう職員一同、創意工夫し、地域に根差したホール及び美術館として、墨田区域の皆様に愛されるよう全力で取り組んでおります。
今後も、墨田区をはじめ関係団体との連携・協力のもと、墨田区における文化芸術の振興と時代を先取りした新たな芸術文化の創造及び発信を行い、区民生活の向上と文化都市を形成し、皆様のご期待に応えてまいります。
皆様におかれましては、当財団の事業活動につきまして、なお一層のご支援、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。